新年のご挨拶

迎春 令和四年が皆さまにとって良い年となりますよう祈念いたします。

さて、一茶の句にこうあります。


めでたさも 中くらいかな おらが春(一茶)


 父もよくこの句を話していました。ほどほどがいいのだと。しかし、この「中くらい」は大中小の中ではないとの解釈がされています。一茶の故郷信州の方言では、あいまいとかいい加減とういう意味合いが強いようです。そうであるとすると、今の私たちの気持ちに近いように思われます。

 新型コロナ感染症パンデミックでのお正月は二回目となり、日本では随分と新規感染者が減少してきたと安堵していますが、欧州や韓国では再発していますし、αβγΔと変死してきましたが、南アフリカで見つかったのがο(オミクロン)ということですから、ウイルスの変異にも驚きます。人間が防御力を高めると、ウイルスもそれを乗り越えるように変異していくという話は聞いていましたが、その通りになってきています。人間とウイルスの果てしない闘い、共存の歴史がわかるような気がします。歴史で見ると三年くらいといわれていましたが、今年で終息をみるのでしょうか。誰もが落ち着かないお正月ということで、一茶の句になります。

 昨年、コロナ対策の支出は莫大なものでしたが、税収の見込みの過去最大と報じられました。K字回復が言われますように、当初恐れていた経済危機は回避できたと思われます。

 しかし、コロナパンデミックによる私たちの生活パターンの変化は、今後の社会のあり方に影響を生じるものと思われます。それによる産業構造の変化を考えながら、国際分業における危機管理や自然災害多発の危機管理、そして少子高齢人口減少社会に対応していきたいものです。


仕事始めの様子